【前編】 シングルとアルバムの違い
NUMBER GIRLが1998年、インディーズ時代に発表したマキシシングル。
この時期の事はあまり覚えてないという不穏な雰囲気から始まったが…
福岡の親不孝通りで撮影した向井写真で作ったラフデザイン。オシャレ感を出そうとチャレンジしている事が見て取れるが、何とも言いようがない中途半端感は否めない。
キラキラ図形オブジェクトは最初のラフ段階でアイデアとしてあったんだな。と今見て気づく。(三栖)
【中編】 人物と背景の乖離
前回は制作背景の話でしたが、中編ではデザインの要素を一つ一つ掘り下げて行き、なんでああなったのかを探ります。
あのマークの意味もとうとう明かされる
向井手書きのタイトル文字を使ったラフデザイン。
「向井写真は無い」とハッキリと分かった事で、向井漫画でデザインする事に変更し、向井手書きのタイトル文字を使った。今でこそ、これの方がナンバーガールらしさを感じられてハマって見えるが、当時はこれが正解だと思えなかった。(三栖)
タイトルが「SAKE」でいく予定だった時は、このイラストメインでデザインを考えたと思う。(三栖)
【後編】 向井は可愛くない
後編ではこのシングルに使われているタイポグラフィについて伺って行きますが、その中から三栖さんが当時の向井秀徳氏について感じていたことがポロリとこぼれ出します。